文章そのものにも型があります。
その中でも基本の型となるものを考えてみます。
日本語とは、主張をあいまいにして書きやすい言語だと思います。
しかし、それは、守破離でいうと、守ではないので、まずは、守から考えていきましょう。
主張から論証し結論に導くというのが基本の流れとなります。
1冊の本がよく見るとこの流れになっていますし、1つの章がその流れになっています。
論証の視点
主張し論証(説明)するときの視点を考えていきましょう。
このとき、必要な説明は、3つぐらい別の視点(根拠)は欲しい。
2つは少ない。3つ欲しい!
主張し論証なしで主張だけ繰り返している文章が非常に多いです。
また、論証が少ない文章も多いです。
論証は3つ述べるということを頭に入れておきましょう。
例えば、●●は全然違うという主張をしたときに、その根拠として3つ述べるということです。
歴史的、文化的、生物学的に違う!みたいな感じで、視点を分けて根拠を述べてほしいです。
人間は、3つぐらい視点を与えられると、全体的な視点であると脳が認識しやすいです。
どこまで論証していくかは、自分が説明する必要がなさそう。と思うところまでです。
ある意味、論証を繰り返すと、いずれ常識レベルの話になっていくので、そのあたりまで行けば、論証は終わってもいいかもしれませんね。
まとめ
文章の型を順番に並べてみると、以下のような感じになります。
1.テーマの設定
2.主張・視点の提示
3.視点1
4.トランジション1
5.視点2
6.トランジション2
7.視点3
8トランジション3
9.結論