視点のスイッチング

文章は、書き手視点と読み手視点の2つがあります。

読み手視点の文章が重要ということは聞いたことがあると思います。

書き手視点でいいのですが、読み手視点の内容を入れることで、読み手を引き付けるということです。

文法では、書き手視点でも、受け取りのニュアンスを読み手視点にしてほしいということです。

読み手視点の例でいえば、

●●になることでしょう。

などです。

書き手視点でしか書けない人が本当に多いので、視点がスイッチされるだけで、文章の印象が違うので、ここぞ!というときは読み手視点で書くようにしてみてください。

なぜ、そこまでスイッチングが重要なのか?

それは、人間は、他人事と自分事では重要度が全く違うからです。

書き手視点は基本、他人事です。

読み手視点になると、自分事と思ってもらえるというわけです。

例えば、無関心ゾーンに訴えかけるには、恐怖型で読み手視点がいいのではないでしょうか。

ところで、主観と客観という言葉の定義は理解していますか?

どっちがいいとか悪いとかではないです。

バランスが重要になってくるのですが、主観的なものが増えていくと、読み手と書き手が近い感じになります。

客観的なものが増えていくと、距離が遠くなります。

距離を詰めたいときは、主観的な要素を入れていくとよいということになります。

これらを考えて文章を作成していくと、文章に奥行きがでてくることと思います。