基本となる文章の型を説明します。
まずは、主張を述べるということを徹底してほしいと思います。
主張を述べた後は、その根拠(説明)が当然必要となります。
そして、最後に、結論を述べてください。
もし、行動などを促したい場合は、結論部分で述べてください。
主張→根拠(説明)→結論
という流れになります。
1冊の本は、大きくみたら、この流れになっています。
1つの章も、よくみると、この流れになっています。
1つの段落でも、この流れになっていることはよくあります。
ただし、それぞれのセクションで、主張は1つの方が読みやすいでしょう。
主張に対する説明責任を果たすために、3つぐらい視点があるといいでしょう。
2つでは少ないので、最低、3つ用意してください。
気をつけてほしいのは、主張は述べているが、論証が全くない文章がとても多いので注意ください。
また、論証が1つしかない文章なども多いです。3つ用意してください。
例えば、「全然違う!」という主張をしたとします。その場合の論証として、
1.歴史的にみて違う
2.文化的にみて違う
3.生物学的にみて違う
などのように、視点を変えて論証をしてみてください。
とても、しっかりした全体的に考察された文章にみえますし、相手の脳に与えた印象も変わってきます。
論証の1つ1つの内容も、主張→根拠(説明)→結論
と入れ子構造で説明していくようにしていく感じになりますが、どれだけ、細かくしていくかは、主張の内容によります。
まとめますと、
1.テーマの設定
2.主張を述べる(視点の提示)
3.視点(根拠)1
4.トランジション2
5.視点(根拠)2
6.トランジション2
7.視点(根拠)3
8.トランジション3
論文とかだと、以上、みてきたように・・・
などと簡素化したものでもよい
9.結論
上記のパターンで、2000文字、3000文字程度の文章を書く練習をしてみてください。